2020年面白かった漫画

ちまちま書いてたら年明けてだいぶ経ってた。
あらすじとか感想を書けてないタイトルもあるので、その辺は「これ知ってる!」って感じで楽しんでもらえたらと思う。
思ったより漫画買ってたな……

今年も、なんだかんだ言ってる間に終わりそうですね。
今年はルフルキ本とレトシル本を出したので、すでにやってやった感が満載です。
1年で2冊も出せた年ないし。というか3冊しか出してないしね。
というわけで面白かった漫画を1年の総括的に紹介したいと思います。
上の方は人にオススメしたり、普通に面白かった作品。
下はBLか性癖なので、少し注意。

「約束のネバーランド」-完結-(全20巻)
原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
【あらすじ】
孤児院で暮らす主人公のエマには何一つ不満はなかった。
優しいママと手のかかる弟や妹たち。家族同然に育った同じ年の友達もいる。
孤児院を出た先の将来には、明るいものが待っていると信じていたのに。
しかし、孤児院は人肉の養殖場だった。私たちは食べ物だった。
孤児院の外には鬼という化け物がいて、孤児院は彼らのための食糧を育てる場だ。
優しいママは飼育者、家庭にもらわれていった仲間たちは既に死んでいる。
頭のキレるレイとノーマンと共に、子供たち全員での脱出を目指す。
【感想】
もはやあらすじと紹介不要な気もしたけど、今年一番楽しみだった漫画です。
かわいらしい少年主人公かよ。ほいほいか??って敬遠してたんですけど、エマは女の子だよ。Jで女の子主人公って珍しいね。
面白かったところはシナリオかな。めちゃめちゃ考えられてる。孤児院編のママとのやり取りは最高だよ。子供たちを逃がすことなく出荷したいママと全員で脱出したいエマたちの攻防はハラハラする。
孤児院を出た後の話もおもしろかった。僕はノーマンが好きです。
エマがね、すごいんだ。どんな危機的状況でも、エマなら全員が笑ってられる未来に導いてくれるっていう確信がある。
ワンピースのルフィも似たような確信はあるんだけど、あっちは根拠がない。エマはその頭脳と突飛な発想力で切り抜けてくれるって信じられる。

「開演のベルでおやすみ」-完結-(全3巻)
今越章了
【あらすじ】
他人と接することが苦手な高校生・吉井すばる。彼は転校先の高校で、自分とは正反対の、「王子」と呼ばれる男に出会い…!?カーテンの向こう側に知らない自分が待っている…!白熱の高校演劇ストーリー! (ジャンプ+より引用)
【感想】
主人公の吉井くんがあまりにも私過ぎて、しんどくなって速攻でポチった。
クラスメイトの会話が自分の悪口なんじゃないのかと疑心暗鬼になり、消えてしまいたくなるのわかりすぎて、わかりすぎて。
吉井くんの場合はそこからの逃避が「自分ではない別の人間になること」だった。
御影くんの性格悪いところとか最高だった。どうして終わってしまったのか。

「青のフラッグ」-完結-(全8巻)
KAITO
【あらすじ】
高校3年生…将来の進路に悩む時期に、出会った3人の男女。彼らを待つ、甘く、苦しく、切ない日々。青春漫画の名手が贈る”純”愛物語、開幕!! (ジャンプ+より引用)
【感想】
いやあ、古い人間って言われるかもしれないけど、web媒体とはいえ、Jで良くこれをお出ししてきたな。純粋にすげえや。
どこかにいる誰かの青春だったんだろうなっていう実在感がすごい。
タイチくんも、変わりたいって願う双葉も、トーマくんもみんな、尊くって。
情緒がガンッガンに揺さぶられました。最終回はマジで朝から気が狂うかと思った。起きて1回読んで、家出る準備しながら呼んで、電車の中で2回読んで、昼休みにも読んで、帰りの電車でも読んだ。幻覚じゃなかった。

「怪物事変」
藍本松
前回書いてるので略。アニメ楽しみ。

「葬送のフリーレン」
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ
【あらすじ】
長い年月を生きた魔法使いのエルフのフリーレン。
魔王討伐の為に勇者たちと旅した10年の月日すらも“たった10年”という。
その“たった10年”がフリーレンを変えた。
勇者が平和な世で死んだところから物語は始まる。
【感想】
勇者ヒンメルが好き。自称イケメンなのが最高に良い。
もうね、生前のヒンメルの言動が長寿のフリーレンを思いやるものばかりでかっこいいんだよ。
自分たちが死んだ後もフリーレンが寂しくないように、行く先々で自分たちを称える像を作ってもらってたりする。
あんなにいい男久しぶりに見たよ。
モンスターが記憶を読んで、一番親しい人に化けて出てくる回があるんだけど、フリーレンのところにはヒンメルが表れて「撃て」って一言いうんだ。「ヒンメルならそういうと思った」ってフリーレンも打ち倒すんだけど。いいね。いいよ。最高だよ。

「SPY×FAMILY」
遠藤達哉
【あらすじ】
スパイ黄昏のもとへ新たな指令が届いた。
家庭を作り、子供を優等生にし、ターゲットの家へと招待されること。
孤児院から子供をもらい、妻をでっち上げた。しかし、ミッションはそう簡単にはいかない。
妻には秘密があった。殺し屋を生業としていた。
子供には秘密があった。超能力者だった。
それぞれが秘密を抱えたまま過ごす、偽りの生活。
【感想】
っていうほのぼのギャグマンガです。
殺し屋として生きてきて、世間を知らない妻のヨル。
人体実験をうけてきて、まともに勉学が出来なかった娘のアーニャ。
そんな2人に振り回される夫のロイド・フォージャー。
ロイドさん顔がいいので夢女子に落ちかけた。

「忘却バッテリー」
みかわ絵子
【あらすじ】
本物の天才を目にした時、凡人はその後もその道を続けられるだろうか。
答えは否。完全無欠のピッチャー清峰葉流火と、キャッチャーの知将、要圭。天才バッテリーを前にして、彼らは野球の道を諦めた。
野球なんて二度とするか。そう決めて野球部のない公立高校に入学した彼らは“出会ってしまった”。
記憶を失い、おバカになった要圭と「圭としか野球をしない」と宣う清峰葉流火がいた。
野球しかやってこなかった彼らから野球を切り離すことなんてできなかった。
【感想】
要圭に宮野真守あてるって決めた人どなた!?握手して!!!!
おバカモードと知将モードが似合いすぎるでしょう。そして顔がいい。好きなタイプの顔です要圭。
基本はギャグの野球漫画なんだけど、トラウマ製造機と一緒に諦めた夢を再び目指すっていう内容なので、きっついときはきつい。
高校野球で泣ける人は泣けると思う。
人生の大半を費やしてきた野球を辞めるほどのトラウマを乗り越える話は涙無しで読むなよ。
おバカモードの要圭とキャッチーなカラーイラストに騙されがちだが、その根底のテーマはめちゃめちゃ重い気がするぞい。

「魔入りました!入間くん」
西修
【あらすじ】
行方をくらました親に振り回されてマグロ漁船で働く入間くん。
光に包まれて、目が覚めたら……そこは魔界だった!恐怖に震える入間に悪魔はこんなお願い事をした。
「みんなの孫自慢が羨ましくって仕方ないから、僕の孫になってよ!!」
人が良すぎて、お願い事を断れない入間は悪魔のお願い事を聞き入れてしまう。
人間であることを隠しながら、入間は悪魔の学校へと通い始める。
【感想】
お人好し入間くんと悪魔の異文化交流。人間では当たり前なことが、悪魔での非常識。
その悪魔的な非常識っぷりが人望を集めていく。結構王道的に面白くって、人のいい入間くんと面白い物好きの悪魔が良い。

「2.5次元の誘惑」
橋本悠
【あらすじ】
3次元の女子に興味のない主人公と、えっちなコスプレが好きで推しを3次元に降ろしたい女の子の部活物。
【感想】
ちょっとえっちなハーレムものかよって敬遠してた過去の私をぶん殴ってくれ。
主人公の奥村が2次元の嫁にしか興味が無いお陰で、恋愛もの路線に傾きかけてもそんな話にはならない。
夏コミケ編はめちゃめちゃ燃える話で、創作に携わる人に是非とも読んで欲しい。作者とファンを巡る壮大な話なので。
ちなみに私は創作者としてこれを読んで救われた気がしました。

「シャドーハウス」
ソウマトウ
【あらすじ】
表情も髪も何もかも影で真っ黒で見えないシャドー様。そんなシャドー様に仕える生き人形の話。
生き人形のお役目はシャドー様への奉仕と、表情の表現出来ないシャドー様に代わり表情を作ること。
シャドー様の成り立ちやお屋敷の謎を解くためにシャドー様のケイトと生き人形のエミリコは走る。
【感想】
2人の交流がかわいすぎる。
シャドー様と生き人形の交流がね、かわいい。2人で1人のシャドー様と生き人形もそれぞれ個性を持ってるってのがね、かわいいね。
お屋敷の謎とかシャドー様とはとかまだまだ明かされてないことも多いのでこれからが楽しみ。

「プリンタニア・ニッポン」
迷子
【あらすじ】
生体プリントのバグで生成されてしまったゆるゆるな生物、プリンタニア・ニッポン。
そのもちもちでふあふあなボディに魅了された人間とクールな飼い主さんのお話。
【感想】
ゆるゆるふわふわな絵柄とプリンタニアのかわいさに、こちらまでにこにこになる。
でもAIに生活のほぼ全てを管理されてるところを見てると、便利なんだかなんなんだか。
そのギャップがまた、良い。

「Fate/Grand Order-Epic of Remnant-亜種特異点3/亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」
原作:TYPE-MOON 漫画:渡れい
【感想】
あらすじの説明は不要よね!
絵が上手くて好きでコミックスを買うようになった。
1巻でエミヤ呼んできたのは最高だったな。
1枚絵だとちょうど良かった情報量も、漫画で見るとちょっとうるさくてくどいかも。
亜種特異点で1番好きなので、今後が楽しみであるな。

「パリピ孔明」
四葉タト
【あらすじ】
死んだと思ったら、現代のハロウィンの渋谷のスクランブル交差点で目が覚めた孔明。
クラブに流れ着き、舞台で歌っていた英子の歌に惚れ込んだ。
彼女は売れない歌手だという。そんな彼女を世に知らしめるため、孔明はマネージャーを買ってでる。
【感想】
愉快。孔明が現代日本にいるだけでも面白いのに、歌手のマネージャーて。
新刊ではラップも披露した。

「異世界美少女受肉おじさんと」
池澤真
【あらすじ】
酒に酔った勢いで美少女になりたいと叫んだら、それをたまたま聞いていた異世界の女神様に美少女に変えられたおっさんと親友の話。
【感想】
僕こういう話をムーンライトでずっと探してたんですけど!????
ないなら書くかと思ってた矢先だったのでびっくり仰天。
魅了スキルをつけられた美少女(元男)とそれに抗う親友が良い。

「αのJKだけど婚約者がΩでアソコが大変です」
どっせい☆純愛
【感想】
女×男
僕こういう話をムーンライトでずっと探してたんですけど!????(その2)
2巻が楽しみ。

「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」
日向夏

「山羊座の友人」
原作:乙一 漫画:ミヨカワ将

「ボクとキミの二重探偵」
辺天使

「灰見える少年」
後藤冬吾

「腐男子高校生活」
みちのくアタミ

「あやかしトライアングル」
矢吹健太郎

「異種族レビュアーズ」
天原

「純とかおる」
二駅ずい

「性別『モナリザ』の君へ。」
吉村旋

「姫野くんは姫になりたくない」
三日月ランプ

「ラブ・ミー・ぽんぽこ!」
赤瓦もどむ

「極主婦道」
おおのこうすけ

「おじさん、ドル活はじめました!」
シバタヒカリ

「だから私はメイクする」
シバタヒカリ

「俺の体はなんで女なんだ?」
苺野しずく

「ヲタドル 推しが私で 私が推しで」
ぢゅん子

「さんかく窓の外側は夜」
ヤマシタトモコ

「ミステリと言う勿れ」
田村由美

「私のジャンルに「神」がいます」
真田つづる

「転生したら姫だったので男装女子極めて最強魔法使い目指すわ。」

 

ーーここから下はBLーー

「龍の夫―亡国の神―」
須嵜朱

「お前に抱かれるなんて聞いてない!〜ハマった男はAV男優」
夏原サイケ

「カイ様は専属メイド♂に首ったけ」
たなせたな

「ご指導のほど!」
やみと

「天国 in the HELL」
虫歯

「小林先輩は女の子でシたい」
うり