怪物事変1巻〜10巻を買った話

ツイッターでほけがみはいいぞ!というツイートを見かけてついうっかり手が滑って怪物事変をまとめて買いました。
ほけがみは本誌読んでた時に大好きな漫画だったので怪物事変も面白いんだろうなと思いつつスルーしてました。
アニメ化するよ!って話を見かけて買うかーと思ってた矢先なので手が滑るのも速かった。するっとぬるっと10巻買ってた。

第一印象
表紙の夏羽ちゃんを見て、藍本松先生塗り方変えた?ほけがみのときはアニメ塗りっぽかったのになんか雰囲気がSQって感じなんだが。変わりなく好きですが。

感想
ミハイさんが好きです。
見た瞬間、知ってた〜〜!!って天を仰いだ。実際は天井なんだが。
ゲームバランスをぶっ壊すような性能してるのに吸血鬼だから外に出られないってのがバランスとれてる気がする。
謎の新薬を開発して事務所のメンバーで試す導入の二次創作あるでしょ。俺はジャンニーニの謎技術に詳しいんだ……
無茶振りはするが無理じゃないあたりのバランスをとってくるところなんかは好きと言わざるを得ない。
夏羽くんの話
死なない、血も出ない、痛覚もない主人公って珍しいんじゃないだろうか。
基本無敵なんだけど、行動不能にされたら詰みってのも面白いと思う。その状況を作らない、作ってもどうやって抜け出すのか。そこが大事な感じ。
感情の起伏が少なく無感動。騒ぎを起こすタイプではないものの、騒ぎの中心には必ずいるタイプ。
なにか壮大なものに祭り上げられそう。
織くん
夏羽ちゃんと対話させることにより、めちゃめちゃ丁寧にあり方が描写されてる。織くんの言動が夏羽ちゃんを際立たせて、夏羽ちゃんの反応がさらに織くんをってなってるの最高。アニメのページのCV花江夏樹は三度見した。岡本信彦じゃないんだ……

みんな箱でかわいいんだけど、織くんのエピソードにぶちのめされたのでどう足掻いてもね、上の二人を特別扱いしてしまうよね。
4巻で夏羽ちゃんが「俺にできることはある?」って織くんに聞くの感極まっちゃって。
だって、状況が変わったからもう一度確認するなんて夏羽ちゃんめちゃめちゃ成長してんじゃん。
最初は「自分に手伝えることはあるか?」なのに、この時ばかりは「織のかわりにできることはあるか?やってもいいか?」なの良さしかない。